前回、ジェルネイルを長持ちさせるためのチェック項目とアドバイスを書きました。
この中で
「ジェルオフした爪に白い横筋が入っている」という事象について。
単純に言うとこの部分にかなり負荷がかかっています。
自分の爪がちょうどいい参考資料になるのでアップしますね。

36日間もの間、つけたままにし、オフした親指。
中心付近にキューティクルライン(根元)と平行に白い横筋が入っているの、わかりますか?
このあたりまでジェルがついていました。
爪先端に圧をかけてみます。
ピンクのネイルベッドが黄色っぽくなるのはわかりますか?
この場所が、爪先に力が加わった時もっとも負荷がかかる場所になります。
この箇所は多くの爪で、根元から上向きに移動してきたネイルプレートが下向きに変わる場所にもあたり、
最もネイルプレートがしなる場所でもあります。(想像していただくととわかると思います)
反り爪も爪の伸び方が逆なだけで同様です。
ちょうど横筋が入っている場所と重なります。
ジェルネイルは自爪の補強にはなりますが、
重心の移動、爪先の酷使や圧迫などで
この部分に過度な負荷がかかっててしまうとジェルと自爪の間にひずみが生じ、表面が剥離したり亀裂が生じます。
白い横筋が一本の場合は突発的な衝撃によるものが考えられますが、幾重にも入っている場合は断続的に負担がかかっています。
爪先や根元からジェルがリフトしていなくても、内側でこのようになっている可能性もあります。
特に幾重にも入っている場合、次に乗せるジェルの持ちにしばらく影響する場合や根元の浮きの原因になることもあるので、
横筋が入らないように、爪に負荷のかかる習慣を見直す、付け替えサイクルを早めるなどしてみてくださいね。
ジェルの寿命に合わせるのではなく、ご自身の爪を労わりながらネイルを楽しんでくださいね!
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